母の認知症発症と父の苦労
わたしの母はアルツハイマー型認知症で
父と私は結構苦しめられました^^;
特に同居していた生前の父は
母の物盗られ妄想によって
勝手に被告人にされ、かなり苦しめられました。
「お父さんが保険証を盗った」
「お父さんが鍵を隠すから外に出られない」
「お父さんがお金を盗ったので買い物に行けない」
「お父さんがわたしの服を全部捨てた」
「お父さんが下着を盗った」
そんな電話が私にひっきりなしにかかってきて
父への不満を何度も聞く日々が続きました。
下着に至っては父は変態扱いまでされ^^;
父はよく家から追い出されたりしていて、
家の中は荒れ放題でした。
認知症疑いでもなかなか介入できない理由
母は自分がおかしいとは思っていないので
「お父さんがおかしいの、ひどい意地悪をするの」と主張。
病院で診てもらいたくても
「お父さんがみてもらうべき」と
こちらの思い通りにはいかず、
娘であるわたしでも、
介入しようとすると逆に父がひどい目に遭うという状況で、
なかなか介入できませんでした。
いっときの疑いや激怒が収まると
とても良いお母さんに戻ってニコニコしています。
父は辛抱強く、そんな母と対応していましたが、
やはりかなりのストレスだったんだと思います。
令和を迎える少し前、78歳で心筋梗塞で急死しました。
亡くなった当日の万歩計に8000歩の記録があったほど、
血圧が高い以外は元気に過ごしていて、
周りからも本当に想定外の急死でした。
介護を予防するためにできること
そんな事情もあって、
介護予防、特に認知症予防につながるヨガ教室
を増やしたいと思っていて、
「介護予防指導士」という資格を取りました。
![アルツハイマー型認知症の予防に運動や瞑想が良いとする研究も](https://noayogastyle.com/wp-content/uploads/2021/10/4472587_s.jpg)
アルツハイマー型認知症は、
「脳にアミロイドβという特殊なたんぱく質がたまり、
脳細胞が壊れて死んでしまい減っていくことで起こる」
ことが原因と言われますが、
なぜアミロイドβがたまるのかは
まだ解明されていないそうです。
2021年現在、決定的な治療薬がない状態なので、
予防するに越したことはありません。
介護予防指導士の講座では、
ヨガとの共通点が多くあると感じました。
ヨガ講師である私の場合は
ヨガ(運動、呼吸、瞑想)を中心に、
さらに脳トレ、笑い、会話、食生活…
いろんなことが予防につながります。
少しでも、認知症を家族に持つ
つらい思いが減りますように!
そして、自分自身の介護予防のためにも!
そんな企画を近々発動したいと思っています(^_^)
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